2023年4月1日以降始期契約の自賠責保険料が改定されます

      2023/02/13

見出し

自賠責保険料保険料値下げ?

2023年度4月1日以降始期契約より、自賠責保険料が全車種平均で▼11.4%引き下げられます

(平均ですので、改定率は保険期間・車種等により異なります

今回の引き下げの内訳は

①純保険料率で12.4%引き下げ

②社比率(付加賦課金率含む)代理店手数料で0.2%引き下げ

新設される被害者保護増進等事業に充当するための賦課金で1.2%の引き上げ

①-12.4%-②0.2%+③1.2%=-11.4%

となります。

自賠責保険料 どうして引き下げられるの?

2022年4月の自賠責保険審議会による料率検証の結果、

支払保険金が想定より減少傾向にあると報告されました。

(事故による支払い金額が予定されていた金額より少なかったことが確認された為)

自動ブレーキなどの先進安全技術の促進や、

新型コロナウイルスの影響等により事故が減少したことがあり

保険金支払い額が予定損害率を下回ったとのこと

などが支払保険金の減少傾向につながったと思われ

2023年4月始期分より自賠責保険料改定が決定されました。

また、今回の改訂より、新たに事故の被害者支援や事故防止を目的とした被害者保護増進等事業に充

当するための賦課金が導入され、国土交通省が定める賦課金分が自賠責保険料に追加されます。

賦課金額は、

自家用乗用自動車・軽四輪自動車で125円/年

バス、トラック、タクシーなどで150円/年

バイク、原付などで100円/年

の負担と国土交通省から示され、その額を定める政令が今後改正される予定です。

改定後の金額は?値下げ金額は?

【保険料例(本土)】

自家用乗用自動車2年(24ケ月)契約の場合

 現行保険料  20,010円 ➡ 改定後保険料  17,650円  (▼2,360円の引き下げ)

自家用軽四輪自動車2年(24ケ月)契約の場合

 現行保険料  19,730円 ➡ 改定後保険料  17,540円  (▼2,190円の引き下げ)

自家用小型貨物自動車1年(12ケ月)契約の場合

 現行保険料  14,280円 ➡ 改定後保険料  13,480円  (▼800円の引き上げ)

小型二輪自動車2年250cc超(24ケ月)契約の場合

 現行保険料  9,270円 ➡ 改定後保険料  8,760円  (▼510円の引き上げ)

改定される契約は?

上記決定事項により2023年4月始期契約の自賠責の保険料が改定の対象となります

例をあげますと

【例】

 A様「私の車は3月5日に継続車検をむかえます、もう1ケ月おそければ・・・・安く・・・」

  いいえ改正後の金額が適応される場合があります!

 A様 「?????????????」

 つまり始期契約日が4月1日以降の保険が対象です

新車購入時に契約している自賠責保険は37ケ月加入しているお車

中古車購入時に契約している自賠責保険が25ケ月加入しているお車が多く存在します

車検を切らさずその契約が継続されている場合現在加入済の自賠責保険の満了日が4月1日以降のお車となり

車検満了日が3月5日でも継続される自賠責保険の始期日が4月1日以降であれば

改定後の保険料の金額での契約となります

自賠責保険は強制保険です

原動機付自転車を含むすべての自動車は、自動車損害賠償保険法に基づき

自賠責保険に加入することが義務付けられております

未加入で運行された場合1年以下の懲役または50万円以下の罰金

交通違反となり違反点数6点が付されます

車検の満了がない250cc以下の2輪車の場合、自賠責保険の継続加入を忘れがちです

この機会に今一度ご自身の加入されている自賠責保険の満了日をご確認いただければと思います

 

RAMA車検センターでは自賠責保険のお取次ぎ業務も行っております

2輪車でどこで加入すればよいのかわからない方、

ユーザー車検でお車の継続車検を受検される方等、

和歌山陸運支局近くのRAMA車検センターにお気軽にお問い合わせください

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